「英語で企画」にチャレンジ
7月28日(日)は恒例の
サマーフェスティバル(夏祭り)を
開催しました。
スーパーボールすくい、射的、
輪投げ、UFOキャッチャー、屋台コーナー、
ショッピングコーナー、スタンプラリー
と楽しい企画がたくさん!
大人気のShoppingコーナー:ワイワイ、How much?
ガヤガヤ、cute!店員も生徒がやっています。
もちろん、英語でやります!
約60名の生徒さん、
保護者の皆様が来てくれて、
エネルギーいっぱいのイベントに
なりました!
スーパーボールすくいコーナー:Nice 着物!Let's try!
生徒スタッフ
次ステージへの挑戦!
私たちの教室では
全てのイベントで生徒が
スタッフになり
「英語で仕事」にチャレンジします。
チームプレー、問題解決力、創造力を実際の仕事で伸ばします。
今年も12名の生徒が
スタッフになり、企画から、準備、
当日の運営を、がんばりました!
(小5×3、小6×1、中2×2、
中3×2高1×3、大1×1)
前日準備②:力仕事だってへっちゃらです!
中学3年生。受験勉強の合間をぬって手伝って
くれました。Thank you!
特に、企画やミーティング
では、これまで、どうしても先生中心で
話が進んでいましたが
今年は、ついに!
生徒中心で
進めることができました。
前日準備③:Shoppingコーナーのディスプレイ完成!
Good Job!夜遅くまで、おつかれさま(^^)
ミーティングの
進行役は大学1年生が
英語でチャレンジ。
セリフを自分で考え
先生にチェックしてもらい
何度も練習して、やり切りました。
ミーティングでは
中学3年生と高校1年生が、
昨年あった3つの課題に対して
状況を共有し、問題点、原因、
改善案を「日本語で」
話し合いました。
1人1課題を担当し、
担当者がミーティング内容を
ノートにとり、英語に書き換え、
最後に1人ずつプレゼン
をやりました。
Great、ではないかもしれませんが、
Good、といえるぐらいにできました!
Y君(中3:英検2級)のテーマ:
「スタッフと生徒がもっと英語を話すには?」
問題:
スタッフが話す英語を参加者が理解できず、
結局、日本語になる。じゃあ、どうする?
改善案:
①スタッフのセリフを英語と
日本語でまとめ、大きく貼り出す。
②参加者の使いそうな英語も
小さなカードにまとめ、受付で渡す。
→ 採用!今回のイベントで大活躍!
R君 (高1: 英検2級)のテーマ:
「食べ物コーナー、なぜ売れなかった?売るには?」
問題:
①ポップコーンはそもそも人気がない。
②価格が高い。
先生の割り込みルール(笑):
商品は変えない。価格も変えない。
その縛りで、売る工夫を。えーっ!(生徒)
改善案:
①セット売り。ポップコーンと綿あめ、
両方買うと、ドリンク無料。
②ラッピングをかわいくする。
→採用!ポップコーンの販売数、3倍に!
K君(高1:準2級)のテーマ:
「ゲームコーナーにもっと、学び&ワクワクを」
問題:
達成感がない
改善案:
スタンプラリーで学びとワクワク感。
各コーナーで遊ぶとアルファベットの
スタンプがもらえる。全種集めて、
並べ替えると、ある単語が。
→採用!ほぼ全員、スタンプラリー完成。
各コーナーの販売数も同時にアップ!
「先生、自分の意見ってさぁ・・・」
「経験しないと出ないよね」
「でも、1つ経験すると
経験してないことも、少し
想像できるようになる気がする」
今回、食べ物コーナーの
プレゼンをした、生徒のコメントです。
びっくりしました。
輪投げコーナー:スタッフは小学5年生。覚えた英語で
説明がんばっています。
ホント、その通りじゃないですか?(^^;
私たちは、経験の上に
生活していて、経験を
通して個性を磨いていきます。
毎日、世の中に出される
新しい商品や、アイディア、
発明や発見もすべて、
経験の上に作られています。
射的コーナー:今年はコルク銃を買いました!
これも生徒のアイディアです。トライする生徒も本気(笑)
同じように、自分の意見や
考えも経験をしてはじめて
生まれるものです。だから、
「英語が話せる・話せない」
というのは、
「ネイティブ講師とレッスン」とか
「オールイングリッシュで」とか
「英語のシャワーを」とか
いった次元の話ではなく
経験の多さ、濃さと
1つ1つ、着実にできることを
増やしていく、地道な作業の
積み重ね、だといえます。
(英語学習に、誰でも、すぐに、
〇〇するだけで、楽しく、のような、
魔法のような方法は存在しません)
スーパーボールすくい:スタッフのセリフが英語と日本語、
両方書かれたシートを使ってルールを説明。中3スタッフ。
さすがの安定感です。
それに、生徒が自分で気づいて、
言葉にしてくれたことが
とてもうれしいです。
「体験」で終わらせない
価値ある「経験」に変えるには?
私達が、教育者や親として
1つ、しっかり理解して
おきたいことは
「体験と経験は別モノ」
ということです。
スタンプラリー:最後にアルファベットの並べ替え。
どんな単語が出てくるかな~。う~ん。(SUMMER!!)
体験は:
行動すること、それ自体を指し、
「一度やってみた」といった感覚のものです。
経験は:
行動したことから、知識や技能を
得ることで、その後につながるもの、
というイメージです。
ですから、体験だけでは、
そこから得られる学びは多くなく、
当然、自分の考えも、新しい発想力も
育ちません。
食べ物コーナー:去年、全く売れなかった商品にあえて、
再チャレンジ。セット売りで販売数3倍に!Great!
ですが、
「体験」は
「経験」に変える、
ことができます。
どうするか? それは・・・
「体験」を
やりっぱなしにしない
ことです。
例えば、夏休みの思い出や体験を
作文にしたり、日記を書いてみたり。
前日準備④:今年は天井の飾りにも力を入れました。
角度を決めるのに、「あ~でもない、こ~でもない」と
話し合いながらやりました(笑)
そうすることで、
見たこと、感じたことを
頭の中で、整理する力
が身に付きます。
また、それを自分の言葉に変換して、
外に出すことで、体験で
学んだことが頭に定着
します。
文章構成、表現力などの
言語能力を伸ばす
練習にもなります。
Shoppingコーナー: It's $150。えっ!?
大学生インターン。小学6年生とのペアで一番
忙しいコーナーをやり切りました。
作文や日記でなくても、
今日やったことを、晩御飯を
食べながら、振り返ってみる、
でも十分、効果があります。
千里の道も1歩から
今回、プレゼンに挑戦した生徒達も
中1の時から、彼らのライティングを
見てきましたが、最初はひどかった
です。ホントに(苦笑)
例:
スポーツをスタジアムに
見に行くのは好きですか?
→嫌いです。
なぜですか?
→嫌いだからです。
ガクッ。・・・。
でも、彼らは、教室のイベントに
いつもスタッフとして参加してくれました。
そして、それを振り返ったり、
作文にしたり、自分の
体験を言葉にしてきました。
前日準備⑤:ガリガリ君で休憩中。小学5年生~大学1年生まで
協力して準備しました。
その積み重ねで、
少しずつ自分の意見が書ける
ようになりました。
少しずつでも、日常の出来事を
まとめる機会、発する機会を
作ってあげることが大切だと思います。
その積み重ねが、中高生になった時、
社会に出てからも、必ず大きな力となって
子供達を支えてくれると信じています。
今年は9割、新スタッフでの挑戦でした。ベテランスタッフは
リーダーシップを発揮し、新スタッフも積極的に動いてくれました。
Good Job!
P.S.
言語力を高めることには
他にも沢山のメリットがあります。
例えば、
✓ 数学の文章問題を理解したり。
✓ 英語の文法説明や長文を理解したり。
✓ ノートの取り方・整理の仕方、が上手になったり。
つまり、
自立して学習していく力
が身に付く、ということです。
お家でも是非、「言語力」を高める、
ことを意識してみてください(^^)
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9月29日(日)に
体験レッスンを
やっています。
今年、最後の
日曜体験
です。
良かったら、ぜひ
ご参加ください!
レッスンの質を保つために
定員は6名様限り
とさせて頂きます!
お気軽にお電話ください!(^^)
TEL: 042-423-3376